• 2021.03.15

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    kiki101_new variant

    new variant

     

    WHOが3月10日に発表した報告書では、9日時点で変異ウィルスの感染が世界で拡大し、英国株(VOC)は111、南アフリカ株(501Y.V2)は58、ブラジル株(P.1)は32の国と地域に広がっているとのことです。

    これらは感染力、免疫逃避、重症化リスク、致死率の増大、再感染やワクチン効果の低下が報告されています。

    3月7日までの1週間のコロナ感染者数は、世界で2%(273万4381人)が増加し、国別ではイタリア13%、ブラジル11%、インド9%増加の順になっています。

    日本全国では、9日までに345人の変異株の感染が確認されており、国内変異株も発見されています。日本では感染陽性者数に対するスクリーニング(変異株検査)件数が非常に少なく、厚労省によりますと東京都は2月22日から28日の1週間で新規感染者数(1942人)の3%相当(61件)しか検査を行っていません。実態は全く分からず、変異株は感染力と致死率が2倍超えともいわれていますので、今後爆発的に感染拡大が拡大し医療が崩壊しても何の不思議もありません。

    8日時点のワクチン接種率も0.04%とG20ダントツの最下位で、報道によりますと仮に現在のペースでワクチンが輸入されたとして、医療者と高齢者分のみの確保でさえ、1年4か月間もかかるとのことでした。

    当然、これは経済の復興にも大きく影響を及ぼすことになり、日本は世界から大きく取り残されることになるかもしれません…..rangert1