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2021.12.09
Factor X_A24_QYI
Factor X_A24_QYI
欧米では例年のクリスマスウィークの賑わいが消えようとしています。
米ジョン・ホプキンス大学のデータによると、米国の直近4週間の新規コロナ感染者数が256万人に達し、ドイツ、英国でも100万人を突破しました。ワクチン接種者にも感染者が急増しており、変異種オミクロン株の拡散とも相まって、世界各国は水際対策に追われています。
一方、日本の直近4週間の新規感染者数は、5,000人程度となっており目下のところ小康状態を保っています。
また、100万人当たりの累計感染者では、英国15.6万人、米国14.9万人、フランス12.4万人に対し、インド2.5万人、インドネシア1.5万人、日本1.3万人、韓国0.95万人、中国0.07万人と、アジア諸国は欧米諸国に比べて低く抑えられており、これは何らかの遺伝子的な要因があるのではないかといわれて来ました。
昨日、理化学研究所は謎の要因Factor Xが、特定の免疫タイプにあることを発表しました。
研究チームは、日本人の6割が持っているが、欧米人には1~2割しか持たないA24という免疫タイプに注目し、この細胞がコロナに感染した際に細胞表面に侵入を示すペプチド(抗原となる分子)の中で、QYIという種類がキラーT細胞(コロナウィルスを破壊する)を効率よく増殖させることを突き止めました。
この仕組みを利用して、QYIをワクチンとして投与すれば、重症化を抑止できる可能性があり、オミクロン株にも有効ではないかとみています。
これらにより、日本をはじめアジアで感染者や重症者が少ないFactor Xは、この免疫タイプA24の多さが要因の一部ではないかと結論付けています。
ニューヨークでは、未接種者は働けない状況に陥り、米国イリノイ州では未接種者の治療費を全額自己負担させるような法案も提出されています。最早、コロナウィルスは人類の健康を蝕むのみならず、人権をも大きく脅かしています。
我々は、近い将来に人類の存続をも危機に陥れる病原体が現れる可能性を否定できません。
人類とウィルスとの戦いは未来永劫に続くのかも知れませんね?…..rangert1
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