• 2022.10.24

    カテゴリ:
     | タグ:

    Covid19_after that Ⅲ

    Covid19_after that Ⅲ

     

     

    昨年9月に米インターネットメディアであるザ・インターセプトは、「米国立衛生研究所(NIH)が中国武漢ウイルス研究所に連邦資金を提供して、人間に感染するコウモリのコロナウイルスの研究を行い、SARSウイルスの「機能獲得実験(感染力などを高める実験)」を実施させていたこといたことがわかった」と報じました。

    インターセプトは昨年、NIHに情報公開請求を行ったものの一旦拒否され、その後に米情報公開法の助けを得て900ページ以上にわたるNIHの未公開文書を入手していました。

     

    NIHが交付した助成金のタイトルは「コウモリ・コロナウイルスの出現リスクに関する評価」で、数千にも及ぶコウモリのサンプルをスクリーニングして新たなコロナウイルスを発見するという内容であり、ニューヨークの非営利団体エコヘルス・アライアンスに2014年から19年にかけて総額310万ドルの資金が提供され、そのうち59万9000ドル分が武漢ウイルス研究所に流れていたとのこと。

     

    新型コロナの発生に米国政府が関与している可能性が浮上したことから、共和党は議会で真相の究明を再三求めているが、バイデン政権は協力する姿勢を見せておらず、現在のところ真相は不明のままです。

     

    今年10月14日、ボストン大学の研究チームは「機能獲得実験を行い、パンデミック初期に流行した武漢型に、現在主流のオミクロン型のスパイクタンパク質(突起部分)を融合させた新たな変異型を作成した」とする論文を査読前論文のデータベース(bioRxiv)に公開しました。

     

    研究チームによれば、新たな変異型の感染力はオミクロン型の5倍で、オミクロン型では1匹も死ななかったマウスの集団に感染させたところ、その80%が死亡したとのことです。

     

    多くの研究者はこの研究は危険であり禁止すべきだと非難しており、ボストン大学の研究チームが連邦法で定めたNIH傘下の国立アレルギー感染症研究所による安全性についての審査を事前に受けていなかったことが問題になっているようです。

     

    これらの実験は世界中の研究所で秘密裏に行われており、人類を滅ぼす未知のウィルスが出現する日も近いのかもしれません…..ragert1