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2021.10.22
Almost transparent blue & endless cycle of rebirth
Almost transparent blue & endless cycle of rebirth
「限りなく透明に近いブルー」で、奥に透けて見える「隠し峠の三悪人」の小説と映画が彷彿される現下の状況で、宇宙のニュースが入ってきました。
英国リバプール大学の物理学者ブルーノ・ベントー氏は、新しい因果集合理論を発表し、時空は極限まで分解していくと原子のような離散的・非連続的な塊(時空原子)になると、この考え方に従うと、アインシュタインやホーキンスが解けなかったビッグバンやプラックホールの特異点の問題がきれいに取り除くことができるからです。
なぜならばこの理論では、時空を無限に小さくすることが不可能になるからだそうです。そして因果集合は過去に向かって無限に続き、常に前に何かがある状態となりビッグバンという始まりは存在しないことが解ったとしています。
つまり因果関係が過去に向かって無限に続くので、何かが起こる前は必ず何かが起きていたので、そもそも宇宙の始まりは無かったということです。
将来宇宙は収縮を始め、またビッグバンを永遠に繰り返すのかもしれません。
カントは「有限な我々は、無限を認識することができない」と述べ、ニーチェは「我々は、同じ生を無限回繰り返している」と言いました。
まさしく、サイクリック宇宙論、則ち輪廻転生の世界を言い当てています。
さて、今の政治もこのまま永遠に続くのでしょうか…..rangert1